こんにちは、Daikiです。
改めて日本の就活について思うことがあったので新しく記事を書きました。こちらの記事も合わせてご覧ください。)
今日は日本の就職活動に疑問を感じている人に向けた記事を書いていきたいと思います。最近は大学生からメッセージをいただくことも多くなってきて、
先日僕のメルマガメンバーからこのようなメッセージをいただきました。
ここにテキこのメルマガに登録させていただいた理由としては、
就活しなければ、でも働くことが本当に正しいのか、と疑問を持っている中、目に留まったので登録させていただきました。
投稿登校中や移動中のスーツを着て辛そうな表情を浮かべている人を見ると、自分もあんな風に生きるようになってしまうのか、となんとも言えない気持ちになってしまいます。
もう一つ、周りの友人は面接や内定をもらっている人もいますが、働くのが当然、という考えにはどうにも素直に納得できなかったのです。
卒業までには時間は長くはありませんので、
早く知識を吸収できたらなと思っています。
これからよろしくお願いいたします。
僕は現在フリーランスとして、
- ブログを運営
- WEBライター
- ブログ収益化コースの運営
- 少人数限定のオンラインビジネスコミュニティの運営
- セミナー開催
などをしながら日本と海外を行ったり来たりするような働き方をしています。
僕がフリーランスになるまでの道のりは【海外フリーランスの始め方】スキル0でだった僕がやったことをまとめ。を読んでいただきたいのですが、
大学卒業後は就活をせずにそのままアルバイト先のイタリアンレストランで働いていました。
理由はたくさんあるのですが、
- 「やりたいことがあった」
- 「将来の進路を決めるための時間がもう少し欲しい」
というのが大きな理由でしたね。
その後オーストラリア留学を経てブログで起業し、現在のような日本と海外を行き来するようよなワークスタイルを実現しています。
今日は僕が大学時代に就活に対して感じていたことや、現在の日本の就活システムや働き方について僕が思うことをお話ししていきます。
これから就職活動を迎える方に向けた記事となってますが、今現在、仕事をされていて働き方に疑問を感じている方にも新しい発見がある内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
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✔︎こんな人に向けた記事
- 就活システムが肌に合わないと感じてる
- 就活を控えているけど、なんか疑問を抱いている
- このまま働き続けていいのか疑問に思っている
就職活動が肌に合わないと思った学生時代。
僕はみんなと同じように就職活動ってできないなと思っていました。これはなんというか直感的にそう感じていましたね。
高校の頃はギターに目覚めて、毎日毎日練習して「音楽の世界で生きていけたらな〜」って思っていて、
大学でも情報関係の学部だったので学校内で放送される番組制作に携わったり、楽曲制作やアート制作などしていて、自分の力で生きて行くような道を進みたいと思っていました。
でもそういう生き方と就活というのは矛盾しているわけですから、違和感を抱えてしまうわけです。
就活の時期がくると周りの友人たちは茶色かった髪を一斉に黒髪に戻してリクルートスーツを着て就活を始めるんですけど、やっぱり違和感しかなかった。
リクルートスーツで個性を主張する必要はないと思うけど、あそこまで同じリクルートスーツを着なくてはいけない圧力にも異常さを感じますし、
- オフィスビルについたらコートは脱ぐ
- 入室時のノックは「3回」
- 「どうぞ」と言われるまでは入らない
見た目から面接の受け方まで事細かに決められていて、「それって本当に大事なことなんだろうか?」とすごく疑問を持っていました。
大事なのは自分は何ができて、どんな人間であるかを伝えることなんじゃないかなと。
もちろん礼儀やマナーも大事ですが、これだけガチガチにマナーとルールで縛っていたらビジネスに必要な創造性とか柔軟性って発揮できないわけだし、
結局、企業側はその人の能力や強み、スキルを評価するのではなくて、
- 会社にとって扱いやすい人間か、
- 社内で秩序を乱さない人間か、
いわゆる会社側がコントロールしやすい人間を採用したいということなんです。
これは別に就活をすることが悪いことだということではなくて、
中には就活というシステムが肌に合わない人もいるし、そこに違和感を感じる人もいるということ。
そして就活のシステムが肌に合わないと感じても、別におかしいことではないということを僕は言いたいです。
本当は多種多様な生き方があるはずなのに、なぜ「正社員で働くこと」が正義なのか。
そもそも本来は企業の正社員として生きることだけが正しい人生の歩み方ではないはずです。
もっと多様な生き方があっていい。
自分に合わないと思ったらすぐに転職したり
そういう生き方もあっていいと思うんですよね。
でも日本の場合って、
- 新卒カードを使わないとはみ出し者になる
- 3年以上働かないと就活で不利になる
- ブランクが長ければ長いほど再就職が難しい
- 非正社員やアルバイトは職歴や職務経験とは評価されにくい
暗黙的な社会のレールが存在し、さらにそのレールから外れた人間には厳しい社会です。
一方僕がいたオーストラリアはどうかというと、そのようなルールは存在しません。
ブランクがあっても極端に長くない限りは就活の際に不利になることはないですし、前の会社で働いていた期間などは別に関係ない。
オーストラリアの友人は大学を出て会計士として働いていたのですが、仕事を辞めて2ヶ月ほど日本でホリデーを満喫、その後はマネージメントの勉強のため大学に通い直したり、
タイの友人は離職して2年近くオーストラリアに留学、バンコクに戻った後はSME credit analysisという銀行で貸し出しを行う際の信用分析を行う仕事についてます。
(先日テキストしたら仕事辞めたからとりあえず中国とバリ島に行くと言ってました。笑)
僕の周りの友人という狭い世界の話だけで恐縮なんですが、いろいろ話を聞いていて「あ、海外って比較的自由なんだな」と強く感じてました。
おそらく日本なら離職後にブランクがあれば「その期間何をしていたのか」、説得力のある理由をつけて説明できなければ採用されは難しいです。
もしくは前職を短期間で辞めたとなれば、「忍耐力がない」と思われて人間性を疑われることもあるでしょう。
だから失敗できない。
モヤモヤを抱えながらも「一般的」とされる道から外れることはできないんですよね。
でも本来はたとえ上手くいかなくても興味があることに進んでチャレンジできる世の中の方が健全だと僕は考えてます。
ちなみにドイツではAusbildung(アウスビルドゥング)と呼ばれる職業訓練制度があって、就きたい職業のスキルと専門性を磨くことができます
簡単に言えば自分の就きたい職業につくための訓練プログラムみたいなもので日本の専門学校に近いかもしれません。
ただ日本の専門学校と違ってはお金がかからないので圧倒的に挑戦しやすいです。
こういうシステムを利用できれば将来の可能性も自分の手で広げられるのになと思います。
ただ新卒一括採用をしなくてはいけない理由もわかる。
海外って比較的進路は自由に決められるという例をいくつかあげましたが、自由に進路を選べるというのは理由があって、それは「スキル」と「専門性」があるから。
「海外」と言っても多種多様ですが、よく日本と比較されるような「いわゆる海外の企業」が求めているのものは即戦力です。それが大卒であっても中途採用者であっても。
だから自分のできることや専門性が明確になっていれば、別に大学を卒業して1年間イビサ島でバケーションをしていても、問題ないわけです。
海外の学生と話していると、
っていう会話って頻繁に出てきます。
僕もオーストラリアにいた時はよく聞かれてびっくりしてたんですが、
学生の時から、
自分はどの分野の専門家になるのか、
そういうことにはとても敏感です。
だから大学では「自分の専門性を高める場所」という認識が強いんですよね。
でも日本の大学ってそうじゃないケースが多いです。
医者になるから医学部に入る、弁護士になるから法学部に入る。
こういう人たちは一貫性がありますが、ごく一般的な学生はそういう進路の決め方ではなくて、
- とりあえず大学出ていないと世間的にマズイから
- 高卒だと就職に不利になるから
- 経済学部なら無難だから
- いい大学行っとけばなんとかなるから
こんな理由で大学進学や学部を決める場合が多いですよね。(僕もそうでした。)
本来は自分の専門性を高めるために大学に入るわけですが、日本の場合の多くは大学に入ることが目的となってしまっている。
だから学生も専門性が身につかないし、スキルも実績もないことがほとんどなので、企業側も一括で採用して育てるしかない。
ただ最近では経団連が「終身雇用は守れない」と宣言したり、(今更だし「みんな知ってた」という感じですが)
日本流の雇用システムが崩壊してるので、海外的なやり方になっていくことは明白です。
つまり実力主義ということ。
そのためには早い段階で興味があることや、「面白そう!」と思うことに出会うことが大切なわけでして、
失敗してもいいからトライしよう
人生の好きなことをしていいんだよ
そんなメッセージを小さい頃から教育していくとか、
そういう意識・価値観レベルでの改革が必要だというのは強く感じることですね。
周りの空気に飲まれずに自分のペースで人生を進めていきたかった。
まあ。色々書いてきましが僕がずっと感じていたことは、「自分の人生を自分のペースで進めていきたい」ということ。なんか全てがコントロールされている感じがしてすごく窮屈に感じたんです。
人と違うことをしていると肩身の狭い思いをしたり、
毎日スーツを着て、満員電車に揺られて憂鬱とともに会社に行ったり
そういう社会の一員になることがどうしてもできなかった。
僕はレストランにいたのでスーツを着ることはありませんでしたが、40年間狭い厨房で毎日料理を作ることを考えれば普通の会社とそこまで大きな違いはありません。
僕はその未来にポジティブなイメージを持つことができませんでした。
ここでちょっと僕のレストラン時代の話をしたいと思います。
台風が接近していたある日、
交通機関が止まる前にお店についてオープンの準備をする必要があるので、普段より早くお店につかなければいけません。(この時点でちょっとよくわからないのですが…)
まあ。頑張ってお店を開けても当然お客さんは来ませんよね。
で、何をしたかというと、「掃除」です。
「こんな日じゃないと掃除できないし!」と言われた時は、言葉が悪くて本当に申し訳ないですが、「バカじゃないの?」って思いました。
と同時に、、「あ、辞めよう」と思いましたね。
会社の決まりで店を開けなければいけないのは知ってます。でも。もっと柔軟でよくないですか?
マナーとか常識、ルール。そういうものばかりに縛られすぎるし、あまりにも「社会人として」という言葉に囚われすぎている気がしていました。
だからオーストラリアで芝生で寝そべりながら日向ぼっこしている人たちの姿を見たり、昼間からビール飲んでるすたがを見るとなんか僕までホッとするんです。
空気がカラッとした少し肌寒い冬の午後、アルバードパークにF1を見に行った時に「あ、なんか今人生の中で一番自分らしいかも」って思えて。
遊んで暮らしたいとか、怠けたいなんていう気持ちは一切ありませんが、そういう「余白のある人生」を生きたいなと僕は思ったので、その理想を叶えるために、
そう思いました。
自分から動き出せばこんなにも人生が変わるんだということを知った。
🇮🇹イタリアンシェフ→🇦🇺オーストラリア留学→🖥ブログで起業
っていう経歴を話すと「行動力がある」と言っていただけることが多い。
でもほんとは「逃げ」に近くて幸せだと感じた方向に進んでみただけ。
最初の一歩が踏み出せない人は「どうなれば自分は幸せか」考えてあげるといいと思います。
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) April 30, 2019
今僕はブログ収益化のコンサルティングをメインにしていて、クライアントさんと一緒にステップを上がっていくことが僕の喜びとなってます。
フットワークも軽くなって、先月は友人に会いに香港に行ったりと自由にシゴトをしていますが、こういう生き方を通して思うことは、
もう。これでもかっっ!ってくらい実感しています。
オーストラリアではアジア人、ヨーロピアン、アラブ人など様々なバックボーンや価値観を持人と話すことで圧倒的に視野が広がった。
日本を出て20年以上どっぷり浸かっていた常識とは違う世界で生きることは、僕に想像以上に大きなエネルギーをくれました。
これが最初のターニングポイントとなっています。
そしてブログで起業したこと。
これが第二のターニングポイントです。
僕は自由になりたかった。そのためには働き方を変えるしか方法はありません。給料として収入を得ていては一生経済的にも、時間的にも自由にはなれない。
そう思ったので、全く知らないブログの世界に飛び込みました。
月収10万円、20万円と収入が伸びていき、自分自身の力お金を稼ぐことがこんなにも面白いことだと教えてもらったし、同じ目標に向かって努力しているフリーランスの仲間もたくさんできた。
そして何よりありがたいことが「僕みたいになりたい!」とか「僕の生き方が理想だ!」と言っていただける方が増えてきたということ。
メルマガメンバーから頂いたメッセージを少しご紹介させていただきますね。
こんばんはDaikiさん。
本日もメルマガを楽しみに仕事から帰宅したところでした。
「一番心がワクワクする理想の未来はなんですか?」
という質問に対してですが、これまで具体的に考えてこなかったですね。
理想で言えば、時間とお金のに拘束されない未来が希望ですね。
理想を手にしてどこで何をしていますか?という質問に対しては
日本各地や色々な国を回って、大きな事で無くても何か人に貢献していたいですね。
そう考えるとDaikiさんの生き方が私の理想のように感じています。
初めまして。現在大学4年生のRoyと申します。
今回メルマガに登録した理由としてはDaikiさんがズバリ「自分の理想とするライフスタイル」を過ごしているなと感じ、刺激を頂けたからです。
先述したように自分は現在大学4年生で、就職活動の最中です。
私自身就職活動に取り組んではいるのですが、仮に入社したとしても時給労働で生きていくという人生がすでに想像できないと感じていると同時に、
自分の人生のテーマを達成できないと感じています。
そのテーマというのは「自分が発信した情報で人の人生に直接的にきっかけを与える」というものです。
このテーマに基づいて考えたときに、YouTuberやDaikiさんのようなブロガーの仕事はまさに私の理想とする生き方であると考えています。
今は就職活動の時期ということもあり、現実と理想の狭間にいるため正直不安で一杯です。
しかし行動を起こさなければ自の理想は追求できないことも理解しているので、Daikiさんのブログを見て原動力にしながら行動してみようと思います。
ブログの更新楽しみにしています。
こんばんは!
Daikiさんの生き方に羨ましく思うのと同時に自分にもできるかもと考えるとワクワクしますね!
やってみたい事は色々ありますが…
とにかく毎朝毎晩の満員電車で通勤しなくていいのと通勤服に悩まされないのがなにより嬉しいと感じた自分は労働が染み付いてるなって思いました。
それこそ一般企業だと髪色やネイルなんかも制限されるのでそういうのから解放されて自分のスタイルで生きて行きたいです。
趣味で絵を描いたりアートとか興味あるので美術系の学校行ってちゃんと勉強したい!
以前一度フランスに行ってすごく良かったんですけど、ツアーで慌ただしく観光地を巡ったので長期滞在してカフェでゆっくりしたりお買い物したり美術館に通ったりしたい!
もっと色んな所に行って色んなことを見たいし知りたいです!
色々チャレンジしてみたい!
あと、夢があったけど一般企業で働いてなんとなくくすぶってる友達が何人かいるのでその子達も自由になったら一緒に何か面白い事ができないかなって思ったり。
質問の意図に沿っているのかわかんないですけどそんな感じです。
全部は紹介しきれないですが、このようなメッセージをたくさんいただいて、僕のケースが一つのロールモデルして捉えられていただけることをとても嬉しく思います。
あの時ブログを始めようと思ったから、何もかもがわからない状況でも必死で成果を出そうとしていたから、今の自分があるんだと思います。
結局自分の理想を叶えるためには「行動する」しかありません。
今の自分ができることをやって、1ミリでもいいから自分を理想に近づけること。
ただ行動するといっても特別なことをする必要はなくて、
ブログで1記事書いてみる。とか、
1日1ツイートしてみる。とか、
とにかく動く。自分を前に進める。
それができるかできないかで、人生が豊かになるか、それとも不安と不満に支配され続けるかが決まります。
自分から動き出せば、こんなにも世界は変わるんだということを、今日の記事から感じ取ってもらえると嬉しいです。
めちゃくちゃ長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
P.S これから就活をする人へ、
僕は就職活動というものをせず生きてきてしまったので就活のアドバイスはできないんだけど、もし仮に僕が今大学生なら、スタートアップで面白そうなことしてる人たちのツイッターをかたっぱしからフォローして、とにかく情報収集をする。それでもし会ってくれそうならバンバン会いにいく!
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) April 15, 2019
長くなってしまって申し訳ないのですが、最後に僕が就活をするならという視点で最後書いてみたいと思います。
- スタートアップに就職する
- ブログを始めて月収10万円を目指す
もし僕が大学生なら、目指すはこの二つかなと思います。
「日本の就活は異常」という煽り気味のタイトルにしましたが、「就活することは悪いことではありません。」むしろ「自由になろうぜ!」っていう発信だけを鵜呑みにして自分を見失う方が危険です。
今だったらスタートアップとか面白い企業がたくさんあるし、ツイッターを使えば実際に働いている人たちとコンタクトを取ることも可能です。
まずはそうやって自分の視野を広げつつ情報を集めることが大事ですね。
そしてブログを始めて月収20万円くらいは稼げるようなって、いつでも会社を辞められる状態を作ります。
そうすれば、フリーランスという働き方も現実的になりますから。
選択肢を多く持つことが「自由」です。
まずは選択肢を増やすことを目標に頑張ってみてください!
ということで!
ほんっっと長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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