こんにちは、Daikiです。
今日はアクセスアップについて僕がクライアントさんにアドバイスをさせていただくことが多いことをまとめて見ました。
月間48万PVを超えるブログを構築した経験と、コンサルティングの経験からアクセスアップにつながるコツをお話していきます。
「記事が少ないから」、「サイトが弱いから」というような一般的な話はなるべくせず、本質的な話をしていくので、多少難しい話になってるかもしれませんが参考になれば幸いです。
前半はSEO的な視点から見た記事の書き方について、後半はそれ以外のアクセスが増えない原因についてお話ししていきます。
最近の検索順位の傾向
前半は検索順位を上位にあげるために必要な考え方をお話ししていきます。
アクセスの大半は検索エンジンからの流入になるので、まずはしっかりと検索エンジンで上位を取っていかないとアクセスが集まりません。
これは僕の体感的な話になるのですが、上位に上がってくる記事は総じて「ページ滞在時間が長い」という共通点があります。
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こちらの記事は、「アドセンス 始め方」で現在2位です。
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こちらの記事は「フリーランス 海外移住」で2位です。
どちらの記事もページ滞在時間が5分を超えていて僕のブログの中でも比較的読まれている記事になります。
※グーグルの規約上一部モザイクをかけてます。
僕のブログ全体の平均滞在時間は4分半〜5分くらいなのでどちらも「ページ滞在時間以上数字が出ている」ということが言えまして、ページ滞在時間が長いということは「検索者のニーズとマッチしている記事」ということです。
結局ブログというのは、「いかに検索者の知りたいことを詳しく教えてあげるか」ということなので、そこができていれば順位は上がっていきアクセスは集まるようになっていきます。
前半は検索者目線の記事を書くためのコツをお話していきますね。
自分目線の記事しか書いていない。
すぐに離脱されてしまう原因の多くは「自分目線の記事になっている」ということです。これは僕もクライアントさんにアドバイスをすることが多いポイントです。
このブログでも繰り返しお伝えしていますが、例えば、
このような記事。
これはブログ初心者の方が多くやってしまうのですが、自分ベースで書かれた記事ははっきり言って読まれません。
ブログというのは基本的に「読者の悩みを解決する」ことが目的です。
なので、
- 「読者は何を知りたいか」
- 「読者は何に対して疑問を持っているか」
という視点で記事を書かなくてはなりません。
先ほど挙げたハワイの例であれば、ハワイでの経験や旅行先での「自分のこと」を書くのではなくて、
- ハワイのオススメレストランってどこだろう?
- ハワイのお土産って何がいいかな?
このように検索者の悩みや疑問点を解決するための記事を書いていきます。
解決策その1・キーワードをしっかりと決めてから書く
とは言ってもブログを書き始めてまもない頃は自分目線の記事になってしまうことも多いと思います。
僕がいつもコンサルティングでアドバイスさせていただく際にお伝えしていることは、「キーワードを決めてから記事を書いていきましょう。」ということです。
例えば、ハワイについて書くのであれば、yahooやgoogleに「ハワイ」と入力してみます。
「ハワイ」だけだとちょっとわかりにくいので今回は「ハワイ お土産」と入力してみたのですが、検索窓に入力するとこのようによく検索されているキーワードが表示されます。
こちらに表示されている単語(キーワード)を使って記事を書いて行けば自然と読者目線の記事がかけるようになります。
このキーワードの中から書きたいキーワードを選んで….
このような記事にしてあげれば、「男性用のお土産に困っている人」の悩みを解決する記事が書けますね。
記事を書き出す時はまずタイトルを決めるのではありません。まず「キーワード」を決めます。そしてそのキーワードを含めたタイトルを考えます。
- キーワードを決める
- キーワードを含んだタイトルを考える
- 内容を書く
この順番です。
この順番で記事を書いて行けば自然と検索者目線の記事が出来上がっていきます。
キーワードについてはこちらの記事で解説しているので、合わせてご覧ください。
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検索者の意図に合わない文章構造になっている。
僕がコンサルをする時に、よく「もっと検索者が求めている情報を書いてください」とアドバイスさせていただくことも多いのですが、
添削をしていると、「この見出しは必要なくないですか?」ということがよくあります。
例えばですが、
という記事があったとします。
そして、記事構成が、
このような文章構成だったらどうでしょうか?
検索者は「ローズマリーティーの作り方」が知りたいんですが、
「効果」とか「副作用」など余計な情報をだらだらと解説されていたらどうでしょうか?「早くローズマリーティーの作り方が知りたいんだけど…」ってなりますよね。
これでは検索者のニーズとマッチしていないためすぐに離脱されます。
すぐに離脱されるということは、ページ滞在時間が下がるのでアクセスが集まりません。
なので、例え文字数が少なくなっても、検索者が知りたい情報だけをより詳しくわかりやすく書いていくのがアクセスアップのコツです。
解決法 : もっと掘り下げて記事を書く。
そこで改善したものがこちらです。
「健康効果」や「副作用」などの情報を省き、ローズマリーティーの作り方だけにフォーカスして見出しをつけました。
比べてみると、改善後はローズマリーティーの作り方だけをピックアップして書いてることがわかります。
確かに「前振り的なものがあったほうがいいかな…」と思うこともあるかもしれません。
でもそこは勇気を持って省いてあげて、今回の例のように検索者が知りたいことだけを記事にしてあげて、内容を掘り下げて書いてあげることで読者に読み込まれる記事になります。
「検索者が知りたい情報を深掘りした記事・文章構成」になるようにしていきましょう。
記事が読みにくい。
そもそもという話になってしまいますが、記事の読みやすやは内容よりも大切です。
僕の場合はなるべく3行以上は文章が続かないようにしていますし、文章の間にブレッドや枠線、画像を入れて、1つの文章が長くならないように心がけています。
- こんな風にブレッドが入ると
- 文章に余白ができて読みやすいですよね?
基本的に人は文章を読みたくない生き物なので、記事の見やすさを追求していきましょう。
文字装飾は太線とアンダーラインぐらいにとどめておくのが最近の流行りかなと思います。最近はあまり文字の大きさを変えたり、赤線を多用しているブログも少なくなってきましたよね。
その他のアクセスアップをにつながるこコツ。
以上がSEO的に検索順位を上げてアクセスをアップさせるために意識しておきたいことです。
ここからはそれ以外のことを書いていきます。
誰に向けたブログなのか考えられていない。
これも僕がクライアントさんによくアドバイスすることなのですが、「誰のために作られたブログなのかを考えていきましょう」ということです。
例えば、旅行ブログを作るとしましょう。
でも旅行と一言に言っても旅行先や旅行のスタイルなど様々なタイプがあります。
- 世界一周をしたい人なのか
- ニューヨークやロンドンのような都市部を好む人なのか
- モロッコなど日本人があまり行かないような国が好きな人なのか、
色々考えられるわけですよね。
じゃあ、例えばニューヨークを好む人に向けたブログとしてあげれば、「そういう都会的な人って、どんなファッションを好むかな?」とか、「どんなレストランを好むかな?」とか届けたい人の好みや行動パターンを考えてあげてください。
そうすると自分のブログを読んでほしいターゲットの人物像がより鮮明に浮かび上がってきます。
ターゲットが鮮明になるということは読者にとってみると「これは私のためにあるブログだ!」と思ってもらえるので、読み込まれますし、ファン化も起こります。
結果的にアクセスアップに繋がることは言うまでもありませんね。
マーケティング用語では「ペルソナ」と呼んでますが、まず、「どんな人にこのブログを呼んで欲しいか?」ということをしっかりと考えながらブログを作るようにしていきましょう。
より詳しい話はペルソナを設定してブログ読者の心に刺さるコンテンツを作ろう!
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検索ボリュームが少なすぎる
いくら記事が検索上位にあったとしても検索ボリュームが少なすぎるとアクセスが集まりません。
キーワードプランナーなどで、調べてみて検索ボリュームが多い記事を書いていきましょう。
有料のツールもありますが、まずはキーワードプランナーで十分だと思います。
今回は「ハワイ お土産」というキーワードで検索してみましたが、検索ボリュームが1万〜10万件ということで、悪くない数字です。
100~1000件程度だと上位を狙うには少いので、少なくても1000件以上のキーワードを狙っていくのがベストかなと思います。
「ハワイ はちみつ」などのキーワードは100〜1000件と少ないですが最初はニッチなキーワードで上位を狙い、次第に「ハワイ お土産」のような大きなキーワードで上位を狙うという考え方もアリです。
リライトしていない。
リライトはとても大事です。昔書いた記事をそのまま放置していませんか?
記事の順位が安定してくるまだいたい3ヶ月かかります。僕のアドセンスの記事も3ヶ月でおおよその順位が決まりその後1ヶ月をかけてじわじわと順位が上がってきました。
なので、まず3ヶ月待ってみて、「アクセスがあるのに検索順位が上がらない」もしくは「ページ滞在時間が圧倒的に少ない」場合はリライトしてください。
特にページ滞在時間が極端に少ない場合は検索者が求めていないことが書かれているということになります。
もう一度書き直すことでより検索需要にマッチした記事になるので、3ヶ月待って、結果がよろしくない記事はリライトしていきましょう。
記事はあまり関係ありません。
僕は記事数が少ないからアクセスが集まらないという考え方はあまり好きではありません。
もちろん記事は多いほうがいいです。最低でも100記事はあった方がいいという意見も理解できますが、だからと言って記事が多ければアクセスが集まるのかと言われれば答えはNOです。
最近では特に密度の濃いブログが好まれているようになってきているので、ぜひ今日お話ししてきたことをチェックしてもらえたらなと思います。
まとめ
というわけで長くなったので、まとめます。
- 検索者目線の記事を書く(キーワードを決めてから記事を書く)
- 検索者が知りたいことを深掘りした文章構成にする
- 読みやすい記事を心がける(人は文章を読みたくありません)
- 検索ボリュームが多い記事を書く
- 古い記事はリライトをする
今回はアクセスが集まらない理由にならないのであえて書きませんでしたが、ドメインパワーは取得から1年ほど経てば多少育ってきたと言う実感が持てるので、(僕の体感です)それまでは気にしなくてもいいと思いますね。
またコンサルティングを通してクライアントさんにアドバイスすることが多い事柄があればどんどん追加していきますね。
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