こんにちは、Daikiです。
僕は普段のコンサルティングを通してブログを添削したり、このNoamdAvenueでも150記事以上書いたりと、ここ数年ブロガーとして記事を書くことに専心してきました。
そんな経験を通して感じていることは、読みやすい文章には特徴があるということです。
今日は僕の経験を通して、読者が引き込まれる文章、スラスラと読まれる文章を書くコツについてお話ししていきたいと思います。
ただ、今回はライティングテクニックの中でも中級者向けの内容になっているので、ちょっと難しめになっています。
というのも読まれる文章を書くためのブログ論のようなものは、多くの人がもう書かれていますので、僕が今更書かなくてもいいかなと思ったのが正直なところです。
なので、
今回はより本質的な記事の書き方をお伝えしていきたいと思いますので、どうぞ最後までお楽しみください。
自分が記事を書いている理由を書く
これは主にリード文ですね。ブログの冒頭で記事を書く理由を書いてあげると、読者はブログにスッっと入っていくことができます。
僕はメルマガ読者さんに頂いた質問から記事を書くこともあるので、そういう場合は「先日メルマガ読者さんから○○という質問をいただいたので、今日は○○について書いていきます。」とか、
「最近○○について考えることが多かったので、記事にしてみました。」と書き出すことが多いですね。
例えば、この記事の冒頭文も「記事を書く理由」を語っています。
そんな経験を通して感じていることは読みやすい文章には特徴があるということです。
今日は僕の経験を通して、読者が引き込まれる文章、スラスラと読まれる文章を書くコツについてお話ししていきたいと思います。
この部分がないと、「そもそもあなたは何者で、なんであなたが記事を書いてるの?」という疑問が読者の頭には湧いてきます。なんか腑に落ちないんですよね。
結果、どんどん離脱していきます。
読者にとってはあなたの記事を読むことは基本的には初めてですよね。
つまり初対面の状態。
それなのに、いきなり「今日は上手い文章を書く方法をお話ていきます」と言われても、読者はついていけなくなってしまいます。
例えるなら、
初対面の営業マンの人にいきなり、「この商品すごくいいので買いませんか?」って言われているようなもの。
読者との距離を縮めるためにも「記事を書いた理由を語る」というのはとても効果的なんです。
記事内に自分のエピソードを登場させる
これも「記事を書く理由を語る」と同じような狙いがあるのですが、記事の中に自分(書き手)のエピソードを登場させてあげるとより具体的で説得力のある文章になります。
例えば、これは僕が「センスを磨く方法」について書いた記事の中の一節です。
僕の話で恐縮なのですが、僕は中学校時代はファッションなんて興味もなく地味な学校生活を送っていました。でも高校に入ってからは絶対オシャレになってやる!と密かに決めていたのです。
いわゆる高校デビューというやつですが、僕は高校に入るやいなやメンズノンノとか、ジョーカーを読み漁っていました。
こんな風にまずはその情報量を増やしていくことが大事です。
このように例として自分のエピソードを混ぜていくと、とても読みやすい記事になっていきます。
映画やドラマでいう「カット」のようなものです。映画やドラマってカットが入るから飽きることなく最後まで見ることができるんですよね。
ノーカットの映像を2時間見てたら確実に飽きてしまいます。
自分の話を登場させて、「カット」を入れることで最後までスラスラ読める文章になるので、意識してみてください。
具体例を使って具体的な文章を心がける
文章が読みづらい人の特徴としてあげられるのが、「文の抽象度が高い」ということです。
僕が添削などをしていて思うのは、スッキリしない文章は具体性に欠ける文章なんですよね。
なので読者の心に響く文章というのはとにかく具体的に書くことが大事になってきます。
例を出してみます。
WEBから収入源を得ることができれば海外にいても、自宅にいても収入が得られる。
そうすれば自由な働きかができます。あなたもそんな働き方をしませんか?
さて、どうでしょうか、一見普通の文章に見えるかもしれません。
でも「海外にいても収入が得られる」って言われてもイメージが湧きにくいし、そもそも「自由な働き方ってどんな働き方?」って思ってしまいます。
これが抽象度の高い文章ですね。
ではこちらを見てみてください。
なぜなら、僕自身がブログを通して人生が変わったからです。
ブログを始めて1ヶ月で月収10万円を達成し、翌月には100万円を達成しました。
そして現在僕はハワイに住んでいて休日はワイキキビーチにパソコンを持って波の音を聞きながら仕事をしています。ハワイにいても日本にいても、収入が得られるのです。
ブログをすれば僕のようにハワイでサーフィンをしている時も、家族と一緒にビーチが見えるリビングでくつろいでいる時も、
収入を得ることができます。
あなたもそんな働き方をしませんか?
どうでしょうか?具体的にどんな働き方をしているかを描写してあげること読みやすさがグッとあがります。
他にも気をつけたほうがいいのは、「○○がいいです」「○○が良かった」そんな表現です。
どこがいいのか、○○のどこがどう良かったのか、そういう部分をほりさげて具体的に書いて上げることで伝わる文章になります。
ビジュアライゼーション(可視化)を意識する
ビジュアライゼーションというのは「可視化」という意味で読者の頭の中で映像としてイメージできるようなライティングをしてましょう。というのがこのテクニックです。
例えば、
パソコン一台あればハワイのビーチで波の音を聞きながら仕事ができます。
下の方が青い空と海を眺めながら、砂浜にパラソルを立てて、そこでmacbookで仕事をしてるイメージができるのではないでしょうか?
この文章で伝えたいことは「パソコン一台あればビーチでも仕事ができる」ということですが、そこにあえてハワイ、波の音という固有名詞を出すことで、読者の頭に映像として残る文章を書くことができます。
注意点としてはあまり固有名詞を増やしすぎると読みにくい文章になってしまうので、バランスには注意してください。
パソコン一台でハワイのワイキキビーチで海に沈み太陽を見ながら仕事ができます。
読みにくいですよね。笑
バランス大事です。
「語尾」に意識を向けて同じリズムが続かないようにする。
テンポよく読み進めていける文章かどうかは文末で決まる。
短めの文で『です。』が2回続くと、リズムも悪くなるし、少し距離感がある印象になる。
温度感が出せるライティングができる人はセンスあるなと思う。— Daiki (@daiki_cena) 2017年6月19日
文章を書く時はリズム感がすごく大切で、スラスラ読めるかどうかはテンポよく読めるかどうかにかかっています。
この文章のリズムを形作っているのが、「語尾」になります。
語尾がどういう終わり方をするかによって、その文章のリズム感が決まります。
普段は自宅で記事を書いてます。
でもたまには気分転換のために近くのカフェに行くこともあります。
文章が分断されていて、読みにくいですよね。
普段は自宅で記事を書いてますが、気分転換のために近所のカフェに行くこともあります。
文をつなげたり、長すぎる場合は切るなどして「語尾」を意識して記事を書いていきましょう。
文章のつながりを意識する
初心者に多いのが文章の繋がりがなくて読みにくい文章になっていること。
- 話の展開が急すぎる
- 話の内容があっちこっちになり定まらない
- 接続詞の使い方が間違っている
- 説明不足
文章の繋がりが断ち切られている場合はこのようなことが当てはまります。
ただは高校2年生の時に飛び級で卒業するほど頭も賢かったようです。
しかし、学業の方はとても優秀でした。
彼女は高校2年の時には飛び級で卒業するほど賢かったようです。
このように「しかし、学業の方はとても優秀でした。」という一文が入るだけで流ればスムーズになりました。
文章を丁寧に書いてあげる。今は何の話をしているのか確認しながらゆっくりと文章を展開していうようにすると、スムーズな流れの文章が出来上がります。
いい文章を書く秘訣。
記事を書く前に書きたい文章を読む。
ライティングというのは直前にインプットした文章に大きく依存します。
記事を書く前に読んだ本がビジネス書のようのな硬い文章なら、自分が書く文章も固い文章になるし、女性が書いた本のように柔らかい文章なら、柔らかい文章になります。
なので記事を書く前に「こんな文章書きたいな」っていう人のブログを何記事か読むようにしてから書くと、いつもの自分とは違ったライティングができるようになります。
最近僕は「最所あさみ」さんのライティングが温かみがあってすごく好きだったので、記事を書く前は読むようにしていますね。
本当にライティングって記事を書く直前に読んだ文章に強く影響されるので、書きたい文章を読んでから書くようにすると、嘘のようにスラスラ書けるようになります。
オカルトっぽい話なのですが、いい意味で自分っぽくないライティングになるので、ぜひ記事を書くときのルーティンに取り入れてみてください。
まとめ
ということで、いい文章を書くポイントをまとめてきました。
- 自分が記事を書く理由を書く
- 自分の話をする
- 具体例を出して具体的なライティングを心がける
- ビジュアライゼーション(可視化)を意識する
- 同じリズムが続かないように気をつける
- 文章の繋がりを意識する
いい文章を書く秘訣はとにかく「具体的に描写をしていくこと」そして、「自分の話をすること」です。
この辺りが上手く書けるようになるといい文章になっていくのでぜひ意識して書いてみてください。
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