- テレビを見るとバカになる
- 収入が高い人はテレビを見ない
などと言われることは多いですが、収入が高い人がテレビを見ない理由を具体的に語られてることってあまりないないですよね。
この記事を読んでいてだければ、
- テレビを見るとなんで収入が上がらないのか
- お金を持ってる人はなんでテレビを見るなと言っているか
が分かるようになっています。
収入が高い人がテレビを見ない理由・テレビを見てる時間を自己投資に使いたいから。
お金持ちがテレビを見ない理由は単純に忙しくて見る時間がないというのもありますが、
テレビを見るくらいなら本を読んだり、筋トレをしたりと何か自分のためになることに時間を使ったほうが有益だと考えるから。
テレビを1時間見るならAmazonプライムで英語の勉強がてら海外ドラマを見たほうが数倍意味がありますし。
テレビを見ることが悪いわけではないんですが、テレビって「この番組だけ見る!」ってできないじゃないですか。一度見出すと面白くてずっと見てしまいますよね。笑
仕事から帰ってきて取りあらずテレビつけて、一服だけするつもりが結局テレビを見続けてしまって、本当は勉強するはずだったけどもう寝ないと明日仕事間に合わない、寝よう。」
みたいに本来やるべきこととか、自分のためになることに使うはずだった時間がいつの間にかテレビに奪われてるてことが結構あるわけです。
収入が高い人って命の次に時間が大事っていう考え方の人が多いので、ムダにダラダラ時間を消費するテレビを見てもなんのメリットもないと考える人が多いからだと僕は思ってます。
お金持ちがテレビを見ない理由その2・テレビの仕組みを知ってるから
お金持ちがテレビを見ない理由はテレビの仕組みを知っているからです。テレビがどうやって儲けているのか、どんな構造になっているかを知っているのでテレビの情報を盲信しないわけですね。
ではテレビ局はどうやって儲けているでしょうか?
このブログを読まれてるあなたはもうご存知だと思いますが広告ですね。
テレビ番組を見てると必ず途中に広告が入ります。「あ〜今いいとことなのに!!」って感じでCMが流れますが、その広告枠に企業が広告を出すことでそのテレビ局の利益となります。
僕らが直接お金を払わなくてもテレビを無料で自由に見ることができる理由は企業がテレビ局に広告費を払っていて、その広告費でテレビ局は収入を得ているからです。
じゃあもしその番組を見る人が減るとどうなるでしょうか?
そのテレビ局、その広告枠に広告を出す企業が減ったり、単価が安くなり利益が減ります。
そうするとテレビ局は儲からなくなりますね。広告収入が得られなくなるとテレビ局にとっては死活問題なのであることをします。
それは、多くの人がテレビを見るような番組を作ること。視聴率の高い番組を作るということですね。
じゃどんな番組を作ればたくさんの人がテレビを見るようになるでしょうか?
- 芸能人の不倫について?
- コロナの感染者数について?
- 有名芸能人へのドッキリ?
- お笑い番組?
たくさんの人に見てもらうために番組を作ります。
つまりテレビが発信するコンテンツ全てが視聴率をとる(テレビを見る人を増やすため)のコンテンツであるということです。
ここがポイントですね。
テレビで発信される情報は本来真実を報じたり、重要な情報を知らせる役割も果たすべきですが、ビジネス化していることで、
発信される情報は
必要な情報<<<<<<<<見る人が増える情報
になっているわけですね。
テレビの目的は企業に広告を出してもらうこと。そしてそのために多くの人に見てもえる番組を作ることであって、正しい情報を伝える、必要な情報を伝えることが目的ではないってことです。
さらにテレビは広告主に不利益になるよな情報は流せません。
例えばあなたの上司が隣にいる時に先方に「あなたの上司はどんな人ですか?」と聞かれた時に「いや、仕事は遅いし話は長いし、どうしようもないです。」って言えますか?
僕は言えません。笑
「毎日勉強させてもらってます」などと言っておくと思いますが、このような状況がテレビでも起こっていると考えるとわかりやすいですね。
つまりスポンサーに対してネガティブな印象を与えたり、不利益になるようなことはテレビでは発信できないということです。
2022年の報道の自由度ランキングで日本は71位と先進国の集まりであるG7の中では最下位です。
日本のテレビってバラエティ番組が多い
ちなみに日本のテレビってバラエティ番組がめちゃくちゃ多いです。
僕はオーストラリアに1年弱住み、その後もアジアを回っているのですが海外のテレビって日本のように芸人とか俳優が出演しクイズをしたり、企画ものバラエティ番組なんてほとんどありません。
だから海外のテレビ番組って日本のテレビと比べるとビックリするくらいつまんないですよ。笑
じゃあ海外だと何が放送れてるのかというと、
料理、音楽、映画、自然(ディスカバリーチャンネルみたいなやつ)
というように専門チャンネルがあってみたいジャンルを見るという感じです。(海外全てではないですが、オーストラリアはこのタイプだったと思います。)
さらに
日本の場合は海外メディアのニュースってほとんど流れません。日本ではテレビで放送される言語も99%日本語ですが、海外では複数の言語でも放送されますしその国以外の番組やニュースなども視聴できるのが普通です。
何が言いたいかというと、
日本のテレビ番組は視聴者が面白いと感じるように作られていて、その「面白さ」を追求するとバラエティ番組が多くなるっていうこと。そのため本来知るべき情報が提供されにくくなり情報源ではなく単なる娯楽でしかなくなっているということです。
オーストラリアにいた時のルームメイトが韓国人でよく韓国のテレビをyoutubeで見てたんですが日本のバラエティ番組そっくりでした。笑い声が入ったり、テロップやワイプがあったりと番組の構成が日本のバラエティとかなり似てるんですよ。
日本的な「面白い」テレビ番組が作られてるのは韓国とあと台湾くらかなと思いますね。
テレビを見るな。と言われる理由。
お金持ちがテレビを見るなとか、まずはテレビを捨てようと言う理由は、
- 目的もなくテレビをダラダラ見ると時間が無駄になるから
- テレビが作られる意図や仕組みを知らずに情報をそのまま受け取ると危険だから
っていうことです。
テレビを見ることが悪いと言うことではありません。見方を変えればいい。目的を持って見ればいいんです。
このドラマはなんか面白そうだから見るとか、最近の流行のスポットを知りたいから情報番組だけ見てみるとか、目的意識があれば全然問題ないです。
僕も日本にいるときは、王様のブランチを見て新しくオープンしたカフェをチェックしたりしてますし、
後はネットではこう言うこと言われてるけど、テレビだとなんて言ってるのかな?みたいに比べてみると面白いですし、動画制作をしてる人ならばテレビの編集方法や表現を学ぶのもいいですよね。
「家に帰ったらとりあえずテレビつける」っていうのを止めるだけで人生が10倍豊かになります。
自分で取りに行った情報にこそ意味がある。
現代人が受け取る情報量は平安時代の人が受け取る情報量の1生分、江戸時代の人が受け取る情報量の1年分だと言われていますが、それだけ情報が氾濫しているということです。
そしてその大量の情報の中には改ざんされた情報が流れたり、フェイクニュースが流れたりと僕らの元に情報が届く時には事実とは全く異なって報道されていることも頻繁に起こります。
ごく一部だけが切り取られて報道されるなんてことも日常茶飯事ですよね。
- 自分が本当に知るべき情報
- 今の自分にとって必要な情報
自分の人生を左右するような情報や大切な情報というのは自分で取りに行かないと辿り着けません。受け身で得られる情報、一方的に入ってくる情報だけをインプットしているのはマジで危険です。
自分で情報を取るために動いたことで見つかる情報こそが本当に意味のある情報ですからね。
メディアの裏話とかまだまだあるんですがブログでは書けそうにないので、もっと知りたいという方はメルマガに登録しておいてください。
普段はブログとか海外フリーランスの働き方について配信してますが、今日みたいな公にはあまり話せない話もしていこうと思います。
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