ノマドという言葉が市民権を得てきて実際に僕のブログ読者さんとかメルマガメンバーさんからも「ノマドになりたいです!」というようなメッセージはかなりいただいております。
場所を選ばない働きたいと考えている方も多いと思いますが、「ノマド」っていうとPC1台もってビーチで仕事してなんだか夢の仕事のような印象を持つ方も多いと思います。
とうわけで今日はそんなメッセージの返答を兼ねて、
海外ノマドの現実として、僕が海外での生活とノマドワークを両立させて思う「ノマドの現実」を赤裸々に語っていきたいと思います。
3月はソウルで過ごす予定でしたが、コロナの影響もあってキャンセル。もしこのまま落ち着くするようであれば4月はベトナムあたりに行こうかなと考えてます。
大前提として僕は海外ノマドをしていて、デメリットに感じることは1つもない。
僕は2ヶ月に1回ペースで移動するようなペースでノマドしてますが、正直デメリットに感じることは1つもなくて、むしろメリットが多いんですよね。
メリットだと感じることは、
- 住む場所が変わることでマンネリ化しない
- 移動という物理的なリミットがあると生産性が上がる
- クリエイティブになる
- 新しいことを体験できる
- 海外の人脈ができる
- 海外適応力が身に付く
などなど。特に僕のようにフリーで仕事をしてると作業がマンネリ化してくるのですが、住む場所を変えて気持ちをリフレッシュすることで生産性も爆上がします。
あとは海外にいる方が刺激が多いのでクリエイティブになれます。(コレすごく大事)
なので僕はメリットの方がはるかに大きいと思ってますが、海外に出ることがデメリットになるのであれば、別に出なくていいんじゃないかなと思います。
この辺って、
- 慣れ
- 経験
- 海外適応力
の問題なので、「海外でノマドしたいけど…」って思ってる方はガンガン海外に出てトラブルに巻き込まれながら、揉まれていくといいと思います。
僕は初めての長期滞在はオーストラリアでしたが、最初の1ヶ月はトラブルの連続でサバイブするのに必死でした。そんな荒波は誰もが一度は経験することですね。
海外ノマドはやるべきことが多くて、「他にもっと時間が使えるのでは?」と思うこともある。
移動するに当たってやらなければいけないことって結構あります。
- 航空券の手配
- 宿泊先のブッキング、コンドミニアムのレント
- 渡航先でやるべき仕事のリストアップ(動画、ブログ、メルマガなど)
- クライアントへの連絡
- 回るカフェやレストランのリサーチ
- 写真撮影など小さいタスク
- 現地ツアーの申し込み(VLOG撮影)
特に宿泊先は滞在期間中は自分の家になるので超重要。リサーチに結構時間かかります。
現地の土地勘が全くないので、自分が住むエリアの近くに何があるのかが分かりにくいんですよね。
利便性のあるエリアじゃないと現地に着いたあと「移動」に時間がかかり効率が悪くなります。
なので徹底的に調べるのですが、かと言ってリサーチにばかり時間を使っていられないというジレンマもありますね。
海外ノマドにトラブルはつきもの
僕は結構トラブルも楽しめるタイプですが、新しい場所だと何かしらトラブルに巻き込まれます。
例えば僕がマレーシアにいた時の話なのですが、
空港に到着してgrabで予約した宿泊先まで向かおうとしたところ、なぜかgrabにクレジットカードが登録できない。。。
このままだと、僕はマレーシア滞在中grabの支払いをずっと現金で払うことになります。物凄く効率悪くなるのでかなり凹みました。空港着いていきなり厄介な問題発生です。
(結果的にpaypal経由で支払うことで何とかクリアしました。これはいまだに謎で、バンコクでは普通に登録できたんですけどね…)
後はバンコクのコンドでは初日にお湯が出ない問題に見舞われたりなど、些細なトラブルも普通にあります。
なので、できるだけ対策しておくのと、トラブルにあっても、「まあ、海外だったらそんなこともあるよね?」くらいの余裕がないとストレスになるかなと思います。
普段のタスク+現地のタスクでスケジュールがパツパツになる
僕は新しい場所では動画撮ったりとその場所じゃないとできない仕事を優先的にしてるのですが、そうすると普段のタスク+現地のタスクということでかなり忙しくなります。
この辺りは滞在日数増やすなどして解消すればいいのですが、滞在期間があればあるだけやりたいことが増えて、結局パツパツなスケジュールになってますね。
あとは海外にいても、宿泊先と近くのカフェでノマドするような生活スタイルをしていると吸収できることが少なくなってしまいますよね。その程度の行動範囲ならわざわざ新しい場所に移動する意味がありません。
現地の人とコミュニケーションをとったり観光地を回ったりすると、どんどんスケジュールがパツパツになっていきます。(それも楽しいですけどね!)
半年くらい同じ場所にいればある程度解消できるかもです。
ある程度英語ができないと、無駄な労力を使うことにもなる。
英語力がないとコミュニケーションの精度が下がってしまうんですよね。英語ペラペラまではいかなくてもある程度話せた方が普通に楽しいです。
ただ現地で生活するだけなら英語は必要ないと思ってるのですが、より多くのことを吸収したり、観光客で終わらない密度の高い旅をするなら、英語は必須ですね。
あとはトラブルに巻き込まれた時、英語ができれば難なく解決できることも英語ができないが故に時間を浪費したり、無駄な労力を使うこともあるかなと思います。
なのでストレスを軽減するためにも英語はできた方がいいかなと思います。
そもそも母国を離れて生活するわけだから「ストレス」になって当たり前
そもそも論なのですが、母国を離れて異国で生活するってストレスを感じて当たり前じゃないですか。
ありとあらゆる生物が自分の生活圏の外に出ることに対してストレスを感じるようにできてます。
だから「ストレスやデメリットがあるかないか?」ということよりも、
- ストレスを軽減させる対策をすること
- 「違い」やトラブルを楽しむこと
- どんどん新しいものにチャレンジして適応力を高めること
こういった意識が大事だと僕は思ってます。
僕の場合は食べれないものがなくて、むしろ食べたとがない現地の料理とかどんどん食べないので全然ストレスにならないのですが、日本的な味付けがすぐ恋しくなるようなタイプの人は結構苦労するんじゃないかなと思います。
この辺は育った環境というか、食にどれだけ興味があるかという部分なので、もしこれから海外でバリバリノマドしたいというのであれば、普段マックを選ぶところを敢えてタイ料理にしてみるとか海外の料理を普段から食べるようにすることでだいぶ慣れると思います。
海外ノマドになるなら身につけておくとラクになること
ということで、ここからは海外ノマドになるために身につけておくといいスキルをお話ししていきたいと思います。
- 英語力
- grabやgettなどの配車アプリの活用術
- 日本的な食べ物以外の食事になれるこ
- 適応力(日本との違いを知る)
英語力
先ほども触れましたが英語力ですね。エアビーのやりとりだって英語が基本ですし、現地のツアーに参加したり、カフェのスタッフさんとお話したり、
英語ができるだけで、現地の生活が何倍も濃いものになります。
まずは文章のやりとりができるようになること。
英語って実は「話す」よりも「読む」「書く」ことの方が圧倒的に多いです。なので話せなくても読める、書けるっていう状態になっておくことが大事ですね。
grabやgettなどの配車アプリの活用する
ウラジオストクはgettって言う配車アプリが超便利!もう毎日つかってる
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) September 1, 2019
海外行くときはどの配車アプリがメジャーチェックした方がいいです。
日本にいるときにインストールしないと電話番号の認証ができないこともあるので渡航前に必ず入れておきたいですね。
来た来た!#ウラジオストク#gett pic.twitter.com/p7ahbxYL0D
特に東南アジアにいかれる方の場合「移動は配車アプリ」というのが基本。東南アジアはgrabなので、
日本ではあまり市民権を得ていない配車アプリなどをがしがし活用することで快適に過ごせます。
マレーシアで使えるフードデリバリーアプリは、
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) November 24, 2019
・Grabfood
・foodpanda
・hungry
grabfoodとfoodpanndaが定番で、
hungryはアジア料理に特化してるけど、友人曰く使わないとのこと。
確かにライダーほとんどみないです。
grabfoodは使いやすいし、
メニューの写真が多いので個人的にはオススメ。 pic.twitter.com/l0K2bS9DvP
grabfoodのようなフードデリバリーも使いやすいのでおすすめ。海外旅行とかでもしっくりくるレストランを探し歩いて疲れることも多いですよね。
日本的な食べ物以外の食事になれること
海外にいてストレスになるものといえば、日本とは異なる食文化ですよね。
僕の場合は食べれないものがなくて、むしろ海外にいるときは日本的なのは一切口にしないのがマイルールなのですが、
日本的な味付けがすぐ恋しくなるようなタイプの人は結構苦労するんじゃないかなと思います。
この辺は育った環境というか、「食」に対する興味の部分なので、もしこれから海外でバリバリノマドしたいというのであれば、普段マックを選ぶところを敢えてタイ料理にしてみるとか海外の料理を普段から食べるようにすることでだいぶ慣れると思います。
慣れは大事です。
あと、僕は新しい国にいくと、途端に大食いになって食べ過ぎてお腹壊すっていうのがいつものルーティーンになってるのですが、整腸剤とか飲んでおくと健康でいられます。
日本との違いを楽しんで海外適応力を高める
EF留学さん主催のブログコンテストで「優秀賞」をいただきました!!!
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) June 25, 2019
「いいね!」や「リツイート」をしてくださったフォロワーの皆様本当にありがとうございました。
この記事が少しでも海外フリーランスやノマド的な働き方を目指す人の助けになれば幸いです。#EF留学https://t.co/JB1lAXqNPA
なんでストレスを感じたりデメリットだと捉えるのかというと、日本と比べて優劣をつけているからです。
だから単純に「違い」と捉えてその違いを楽しむ気持ちが大事。そうすることで適応力もつきますし、リスクヘッジができる考え方ができるようになっていきます。
ノマドになって海外に行きたいと思ったら行った方がいい
色々と書いてきましたが、「海外でノマドする生き方がしたい」と思ったのであれば、挑戦した方がいいです。得られるものも大きいと思いますので。
ノマド的な働き方をしていれば、自分のスタイルに合わせて働く場所も働く時間も決められますので、海外のノマドが合わないのなら、違うスタイルにシフトしていけば全然問題ないですからね。
そのためにもしっかりと収入を得る力をつけて、まずはPC1台でどこでも生活できる生き方を作り上げていきましょう。
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