WordPressには様々なプラグインが用意されていて、自分が使いやすいようにWordPressをカスタマイズできる点が大きな魅力となっています。
とても便利で無限の拡張性を秘めるプラグインですが、数も多く、どのプラグインを導入すればいいのか迷ってしまいますよね。
今回は数あるプラグインの中から、ワードプレスを導入した時に入れておくべきプラグインをまとめたので参考にしてみてください。
『プラグインの数は多ければ良い』というわけではなく、エラーのリスク回避やワードプレスの動作を軽くしておくためにも、必要最低限に留めておきたいところです。
ワードプレスは高機能なのですが、とてもデリケートでテーマとの相性やプラグインの相性が悪いとエラーを起こしてしまいます。本当に必要なプラグインだけを選んで導入するようにしましょう。
『ワードプレスのインストール方法がわからない!』という方はこちらをどうぞ!
WordPressにはプラグインと呼ばれる拡張機能があり、自分が使いやすいようにWordPressをカスタマイズすることができます。 ブログをスタートする前に必要なプラグインを導入して、万全な体制でブログ運営を始めていきましょう。 […]
最初に導入すべき必須プラグイン8選
まずは必須プラグインから。
Akismet
Akismetはワードプレスインストールした時に既に導入されている必須プラグイン。
有効化しておくだけで、スパムコメントからブログを守ってくれる優秀なプラグインです。初期設定が少しわかりにくいですが、ワードプレスを導入したらすぐに設定するよにしましょう。
このプラグインはスパムコメントをブロックできるもので、安全にブログ運営をしていく上で必須のプラグインです。 【Akismet】がないと英語のよくわからないスパムコメントが大量に送られてきてしまうなんてことも・・・ そうならないた[…]
All in one SEO Pack
WordPress.org-All in One SEO pack
All in one SEO PackはブログのコンテンツSEOを最大限に高めてくれるプラグイン。
- サイトマップの作成
- 記事タイトル、メタディスクリプションの設定
- グーグルアナリティクス、グーグルサーチコンソールとの紐付け
- SNSのOGP設定(SNSとブログやアップした記事との連動)
などなど、ありとあらゆることがAll in one SEO Packできてしまう、とても優秀なプラグインです。こちらもWordPressのインストールが完了したら、最初に設定しておくべきプラグインです。
【All in One SEO Pack】はワードプレスのプラグインの中で最も重要なプラグインの一つです。 メチャクチャ重要なプラグインなのですが、『難しい単語ばっかりで難しい。』、『よくわかんないし面倒くさいな・・・』そんな風に思っ[…]
Google XML Sitemaps
WordPress.org-Google XML Sitemaps
有効化するだけで、SitemapXMLが自動で生成されるプラグイン。
All in One SEOでSitemapXMLを生成することが多いので、最近はあまり使われなくなりました。
All in One SEO Packがあれば不要です。
Contact Form 7
WordPress.org-Contact Form 7
お問い合わせページを簡単作成できるプラグイン。
『Contact Form 7』は簡単にお問い合わせページを作ることができるスグレモノのプラグインです。 外部のサービスを使うことなくクオリティの高いコンタクトフォームを作ることができるのですから嬉しい限りです。 […]
BackWPup
BackWPupはあなたの大切なコンテンツのバックアップを取ることができるプラグインです。
- プラグインや画像などが保存されているファイルデータ
- ブログの核となる記事などのコンテンツが保存されているデータベース
WordPressにはこのような二つの重要なファイルがありますが、BackWPupでは両方のバックアップを自動で取ることができます。
日時を指定して決まったルーティーンで自動バックアップを取ることはもちろん、すぐにバックアップファイルが欲しい時には手動でバックアップを取ることも可能です。
保存先も選択できるので、Dropboxを活用したりと、自由度が高いプラグインとなっています。
プラグインを導入したら記事が真っ白になった。テーマをカスタマイズしていたらデザインが崩れた。 そんな不測の事態にもワードプレスのバックアップさえあれば、ほとんどの場合対処することができます。 ワードプレスは高機能な反面、些細なこ[…]
Broken Link Checker
WordPress.org-Broken Link Checker
Broken Link Checkerは記事内にあるリンク切れを検知してくれるプラグイン。
記事内にリンク切れがある場合はその都度メールでお知らせしてくれます。
YouTubeやツイッターなどのリンク切れも検知してくのでとても便利なプラグインです。
【Broken Link Checker】は記事に貼ったリンクが有効かどうかをチェックしてくれる便利なプラグインです。 時間が経つにつれて記事が古くなってしまうのはしょうがないことですが、できるだけ新しい状態に保つことがユーザビリティ[…]
No Self Pings
No Self Pingsはセルフピンバックを防ぐことができるプラグイン。
ワードプレスにはセルフピンバックという機能がついていて、内部リンクを貼るとコメント欄に通知がくるように設定されています。
デフォルトの設定だと記事内に内部リンクを貼るたびにコメント欄に通知が来てしまいますが、このプラグイン使用することで通知がこなくなります。
プラグインを有効化するだけで、OKなので導入しておきましょう。
Ping Optimzer
WordPress.org-Ping-Optimzer
Pingとはブログが更新した際に知らせる信号のようなものです。
ワードプレスの設定では記事を更新するたびにPingを送信してしまうので、Ping Optimzerを導入して最適化しておきましょう。
ウィジェットなどのカスタマイズに役立つプラグイン4選
続いてサイドバーやウィジェットをカスタマイズできるお役立ちプラグイン。ブログの滞在時間や回遊率をあげることでSEOにも有利になりますので、積極的に利用していきたいプラグインです。
WordPress Popular Posts
WordPress.org-WordPress Popular Posts
WordPress Popular Postsサイドバーに人気記事を表示させることができるプラグイン。
PV数の集計期間も全期間、月間、24時間などから設定できるほか、サムネイルの表示方法など、細かく設定できるプラグインです。
ブログの記事ランキング手軽に表示させることができるプラグインWordPress Popular Postsの設定方法を解説していきます。 人はあまり興味がない記事でも人気のある記事だとわかれば、中身が見たくなるものです。ブログの記事ラ[…]
WordPress Related Posts
WordPress.org-WordPress Related Posts
WordPress Related Postsは記事下に関連記事を表させることができるプラグイン。
多くのWordPressテーマにはすでに関連記事を表示させる機能はついますが、こちらのWordPress Related Postsは自分で関連記事に表示させる記事を選ぶことができます。
1記事ずつ、手動で表示させる記事を設定することで、よりユーザーに読んでもらいやすい関連記事を表示させることができるので、回遊率アップも望めますね。
- 表示させるサムネイルのサイズ設定
- 表示させる関連記事の数の設定
- 表示位置の設定
このようなことも細かく設定することができる便利なプラグインです。
WordPress related postsは関連記事を表示させることができるプラグイン。 このプラグインの優れているところは自分で表示させたい記事を選ぶことができる点です。 記事ごとに表示させたい関連記事を設定できるため、そ[…]
Category Order and Taxonomy Terms Order
WordPress.org-Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Orderはカテゴリーの順番を変更することができるプラグイン。
WordPressではなぜかカテゴリーの順番を変えることができないので、入れおておくと便利なプラグインです。
『カテゴリーの順番を変えたい!』そんな時に便利なのがこのプラグイン。 WordPressはデフォルトのままだとカテゴリーの順番を変更することができません。これが地味に不便(笑) プラグインを導入していつでもカテゴリーを整頓できる[…]
TinyMCE Advanced
WordPress.org-TinyMCE Advanced
TinyMCE Advancedはワードプレスの記事編集機能を拡張するとができるプラグイン。
記事を編集する際はビジュアルモードで行う場合が多いですが、デフォルトの状態だと見出しタグや文字の装飾はHTMLタグを打ち込まなければいけないので、かなり面倒です。
TinyMCE Advancedを導入すれば、ビジュアルモードでも見出しタグの設置や文字装飾、サイズやフォントの変更が簡単にできるようになるので、大幅な作業効率化を図ることができます。
TinyMCEAdvancedはワードプレスの記事編集画面をより使いやすくいようにカスタマイズすることができるプラグイン。 デフォルトの記事編集画面は文字装飾機能があまりに少ないので見やすくて、記事を書くには物足りなさを感じます。 […]
サイト高速化に繋がるプラグイン2選
PubSubHubbub
暗号文みたいな名前ですが、PubSubHubbubとは更新した記事をグーグルに素早く検知してもらいインデックスさせるプログラムです。
有効化しておくだけで、あなたのブログのインデックス速度が上がるので、ぜひ導入しておきましょう。
EWWW Image Optimizer
WordPress.org-EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerはブログ内の画像を自動で圧縮するプラグインです。
画像をほとんど劣化させずにサイズを減らすことができるので非常にありがたいですね。
もし、EWWW Image Optimizer常時有効化していて、サイトが重くなるようでしたら普段はOFFにしておいて、ある程度画像が溜まったら有効化して、一括で画像を圧縮するという方法もあります。
EWWW Image Optimizerは画像を劣化させずに容量を圧縮することができる便利なプラグインです。 サイトの規模が大きくなれば、それに伴って画像のファイルも増えていくもの。画像のファイルが重いとサイトの表示速度が遅くなってし[…]
あると嬉しい便利なプラグイン2選
AddQuicktag
AddQuicktagはよく使うタグを保存しておき、クリックひとつで記事内にタグを貼り付けることができるプラグイン。
記事を書くための一般的な機能はTinyMCE Advancedを導入することで十分対応できますが、ストークのようにテーマオリジナルのショートタグがある場合は導入しておくことで、作業効率をアップさせることができます。
WP-Copyright-Protection
記事のコピペを防ぐことができるプラグイン。
有効化するだけで、右クリックができなくなり、コンテンツのコピーを防ぐことができますが、同時にユーザビリティを下げてしまうので、ブログのタイプによっては導入しない方がいい場合もあります。
アドセンスの設置におすすめなプラグイン2選
Google Adsense利用時に是非とも入れておきたいプラグインです。
advanced ads
アドセンスを管理するプラグインの中でもかなり優秀なプラグイン。
アドセンス広告を記事内に簡単に貼り付けることができるプラグインです。
Adsense manegerを進めている方も多いですが、advanced adsの方が高機能なのでこちらをお勧めします。
- ショートタグを用いて記事内にアドセンスを簡単貼り付け
- 記事始めの見出しの上にアドセンスを自動表示
- 記事終わりアドセンスを自動表示
- PCとスマートフォンで別々のアドセンスを表示
アドセンスの収益を最大化するための機能はほとんど入っているプラグインです。
今回は見出し上の広告を自動で挿入することができるプラグインAdvanced Adsの使い方と設定方法を解説していきます。 Adesnseでクリック率1.9%をキープする効果的な広告サイズと配置場所でも解説していますが、記事の一番始めの[…]
WP QUADS
こちらもAdvanced ads同様アドセンス広告を簡単に設置できるブラグイン。
機能はほとんど変わらないのですが、Advanced adsは高度な設定ができる分、少し複雑なのでシンプルに使いたい場合はWP QUADSがお勧めです。
WP QUADSはアドセンス広告を記事内に簡単に貼り付けることができる便利なプラグインです。 ショートコードを使って簡単に広告を設置することが可能な他、自動で記事内に設置することもできるスグレモノ。 テーマ編集からコードを触[…]
最後に
以上、WordPressの導入後に入れておきたいおすすめプラグインでした。冒頭でもお伝えした通り、プラグインは多ければ良いというものではありません。
エラーや不具合のリスクを回避するためにも必要に応じて増やしていくようにしましょう。