今回は長期キーワードと短期キーワードを使ってトレンドブログを安定化させる方法についてお話していきます。
長期キーワード(ロングレンジ)と短期キーワード(ショートレンジ)を使い分けることで、そのブログ成長段階に合った戦略をとることが可能になります。
トレンドアフィリエイトを始めて間もない頃はブログのSEOも弱くアクセスを集めることができません。
ブログが成長段階にある時は成長段階の戦略を、記事数も200記事、300記事と増えてきてブログが成熟してきたら、成熟段階の戦略をすることで、トレンドブログを安定化させることができるようになります。
本記事では長期と短期キーワードを使ってトレンドブログを安定化させるための戦略について、解説していきます。
長期&短期キーワードとは?
長期キーワード(ロングレンジ)
長期キーワードは一般的にロングレンジと呼ばれていて、常にネット上で検索されているような流行に左右されないキーワードのことです。年間を通して検索されるキーワード、例えば、『オーストラリア 旅行 費用』このようなキーワード年間を通して検索され、オーストラリアという国がなくならない限り、このキーワードは検索され続けます。
このように、永続的に検索される、もしくは検索されるスパンが長いキーワードが長期キーワード(ロングレンジ)です。
芸能系で例をあげるとするならば、有名芸能人名+
- 彼女、彼氏、
- 髪型
- 結婚、嫁、旦那
このようなキーワードは検索需要も高く常に検索されるキーワードです。
例えば、『菅田将暉 彼女』など『芸能人名 彼女(彼氏)』という組み合わせや、『上戸彩 子供』などの家族に関する情報は特に週刊誌などで報道されていなくても検索されるキーワードとなります。
一発屋のお笑い芸人やぽっと出の歌手などはテレビに出演しなくなると徐々に検索されなくなってしまう可能性もありますが、それでも世間の注目度は高く、一度上位表示できれば安定してアクセスを集めることができるキーワードと言えます。
このようなキーワードは流行に左右されないので、検索エンジンの上位に表示させることができれば、アクセスの底上げをしてくれます。
ロングレンジの特徴
ロングレンジキーワードの特徴として、安定的にアクセスを集めることができる反面、上位表示しにくいということ。そして、ライバルが多いです。
ロングレンジでしかもアクセスが大量に集まるキーワードは、ライバルもこぞって書いていくので、SEOが弱いブログでは力負けしてしまい、アクセスを集めることができません。
ロングレンジの特徴
- アクセスが安定する
- ライバルが多い
短期キーワード(ショートレンジ)
短期キーワードはショートレンジと言われて、長期間のアクセスは望めないのですが、SEOが強くないブログでも多くのアクセスを集めることができます。
例えば『テレビ番組+芸能人名』のようなキーワードが典型的なショートレンジのキーワードです。
番組を見た視聴者が気になることを記事にすることで、番組放送中、放送終了後間際は大きなアクセスを見込めますが、番組終了後は検索する人が徐々に減っていき、1ヶ月後にはほとんど検索されなくなるでしょう。
このように非常に短い期間だけアクセスが見込めるようなキーワードが短期キーワード(ショートレンジ)となります。
- テレビの番組名+芸能人名
- 期間限定のイベント
- 新商品の発売日
このようなキーワードはショートレンジとなりやすいです。
ショートレンジの特徴
ショートレンジの特徴としては長期的なアクセスは望めませんが、ライバルが少なく爆発的なアクセスを狙えるキーワードだということです。
上記の例で言いますと、番組を見た視聴者が気になることを記事にすることで、番組を視聴しながらスマホで検索する人、番組を見終わった後、気になって検索する人が激増するので大きなアクセスを集めることができます。
この検索ボリュームの増加は凄まじくアクセスの爆発を引きを越します。
アクセスの爆発とは検索需要が飛躍的に高まり短期間で、普段の何十倍ともなるアクセスが集まる現象のことです。ショートレンジを使った記事だとアクセスの爆発が起こしやすく、SEOが強くないブログでも短期間で大きなアクセスを稼ぐことが可能になります。
仮のその後アクセスが0になってしまっても、このアクセスの爆発を起こすことでブログのSEOが強化され、その後アクセスが集まりやすいブログにすることができますので、初期段階では爆発を狙ったショートレンジ戦略が大変有効になります。
グーグルは短期間で莫大なアクセスを集めたブログを高く評価しているので、アクセスの爆発を起こすことでブログのSEOが強化されます。
こうした爆発を繰り返していくことで、アクセスが集まりやすいブログに育てることができるので、トレンドアフィリエイトを始めてすぐの頃はこの爆発を起こせるかがカギとなります。
トレンドブログ安定化戦略
それではトレンドブログを安定化させるための戦略について見ていきましょう。
安定的な収益を生み出すには検索ボリュームの大きいロングレンジキーワードが必要になります。
しかし、そのようなビッグキーワードはライバルが多く、そう簡単に上位表示できないのでトレンドアフィリエイトを始めた初期段階から狙ってもアクセスは集まりません。
そこで、ロングレンジも、ショートレンジも両方扱えるトレンドブログのメリットを活かし、ブログを立ち上げた初期段階ではショートレンジをを使った記事を書きアクセスを集め、ブログが育ってきたら徐々に安定的にアクセスが見込めるロングレンジのキーワードを増やしていくことでトレンドブログを安定化させることができます。
なお、これはあくまで目安ですが、イメージを掴んでもらえると嬉しいです。
初期段階は短期キーワードをメインに!(記事数:100記事未満)
- ショートレンジ9割、ロングレンジ1割
初期段階ではブログのSEOも弱いためロングレンジのキーワードを入れてもアクセスが集まりません。
数ヶ月、半年、一年先を見越して戦略的にロングレンジを仕込んでおくという方法もありますが、初期段階では短期キーワードをメインに書いていくほうがいいです。
テレビ欄からの未来予測記事を書いていき、アクセスの爆発を狙っていきます。テレビ欄からのショートレンジ戦略ではブログのSEOが弱い段階でもアクセスの爆発が狙えますので、キーワード選定をしっかり行い、ピンポイントで狙っていけばアクセスの爆発が起き、ブログのSEOが一気に強くなります。
初期段階ではアクセスの爆発起こすために記事を書いていくような感覚でOKです。
成長期はバランスよく!(記事数 : 100〜200記事)
- ショートレンジ7割、ロングレンジ(ミドル)3割
この段階に入ると、徐々にSEOも強くなってきていますので、先のことを見越してロングレンジキーワードを増やしていきましょう。
アクセスを効率よく稼ぐなら、インデックススピードも早くなっているので速報系の事件、事故関係のニュースを狙っていくのがいいですね。芸能人系なら、少しずつ有名な人を書いていったり、季節のイベント系や人気商品の発売日など、ある程度の期間アクセスが見込める記事を増やして安定化を図っていきましょう。
初期段階と同じようにテレビ欄からのアクセス爆発も、もちろん有効です。
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安定期はロングレンジをメインに!(記事数 : 300記事以降)
- ショートレンジ2割、ロングレンジ8割
記事数も増えて300記事近くなってきたら、ロングレンジで狙えるキーワードを増やしていきます。
芸能系の記事なら、誰もが知っている有名人の記事を量産してアクセスの安定化を図っていきましょう。(キーワードのずらしは必須です。)
SEOが強くなっているのにライバルが少ないマイナーネタを書く人が多いですが、マイナーネタは検索ボリュームが少ないのでアクセスが集まりにくいです。
あまりビビらずに有名どこを狙っていきましょう。
この頃になるとネタ選定のスキルもかなり付いてきているので、大体どういう記事にアクセスが集まるかわかってきます。ブースター的アクセスが爆発しそうな記事を時折入れてもいいですね。
最後に
- 初期段階・・・ショートレンジをメインにてテレビ欄から爆発を狙う
- 成長期・・・・ショートレンジをメインに季節のイベント系やロングレンジを増やす
- 安定期・・・芸能系なら超有名人、検索ボリュームの大きいロングレンジキーワードをメインに
あくまで目安ですが、安定化まではこのようなイメージを持ってもらえるといいかなと思います。
アクセスを集める記事を書くにはキーワード選定が非常に重要になってきます。いくらロングレンジだからと言って記事を量産してもアクセスが集まらなければ安定かはできません。あくまで記事を上位表示させた上での戦略なんですね。
キーワードがライバルと被らないようにする『ずらし』テクニックやアクセスが集まりやすいタイトルの基本をしっかりマスターしておきましょう。
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