こんにちは、Daikiです。
今年は移住先を探して東南アジア各国を旅してます。
10日ほどシェムリアップに滞在していたので、海外ノマドや移住先としての僕の意見をお伝えしていきます。
カンボジア基本情報
- E-visaの申請が必要で最大60日滞在可能(1回限り、30日間の延長可)
- 東京からの直行便はない
- 往復5~7万円とタイやマレーシアと比べるとちょっと高い
- LCCを使うならベトジェット
カンボジア・シェムリアップはこんな人が向いてる。
- 自然豊かな場所でのんびりしたい
- ダナンが気になってる、または好き
- バリよりもリーズナブルで暮らしたい
- バンコクやクラアラルンプールは都会すぎる
- カフェ命
シェムリアップはダナンに次ぐノマドの聖地になるポテンシャルがある

- 物価が安い
- 治安がいい(カンボジアで一番いい)
- ホテル・ドミトリーのコスパがいい
- wifi、電源完備のカフェが多い
- 自然豊かでリラックスできる
- 遺跡が多く歴史に触れられる
- 観光地だけどバリのようにオーバーツアリズムではない
シェムリアップに最高のドミトリー見つけた。一泊980円
今回泊まったのはシェムリアップのonederzというホステル。
Youtuberのおさださんの動画を見て一目惚れして、今回人生で初めてドミトリーに泊まってました。

ここは本当に最高。異常に高い好評価も納得です
海外で一人でノマドするならドミトリーは最高の選択肢になり得えると思っていて、
- レストラン、wifi,電源完備で生活とノマドワークを両立する環境が整ってる
- 海外のデジタルノマドと情報交流できるし、仕事にも繋がる。
- 海外の友人ができる
- 英語の練習になる
- 海外の人とのコミュニケーションが学べる
ドミトリー=安宿
ってイメージを持っていたらそれは古いです。
バスルームは綺麗で共有スペースにはレストランもあって、コンセントが完備されていて..というように、世界を旅するノマドにとって最高の環境になり得ます。


ドミトリーでは自然と会話が生まれて英語の練習にもなりますし、1人だったら行かないような観光地を一緒に回るような仲間ができたりとメリットだらけ。
一人になりたい時や、仕事で絶対に集中したい時、動画撮影で静かな空間が必要な場合は個室を取ればいいだけ。ドミトリーの部屋をキープしながら個室をとっても、1泊980であれば全然安いですしね。
必要に応じて使い分けるとドミトリーのポジティブな部分を享受できるんじゃないかなと思ってます。
カンボジア・シェムリアップはカフェの街


シェムリアップはカフェの街と言えるくらいオシャレなカフェが多いです。
ダナンで暮らしてた時もカフェ巡りしていましたが、シェムリアップはダナンに匹敵するくらいオシャレなカフェがあって、レベルも高い。


こちらはthe little red fox espressoというカフェで僕のお気に入り。
電源もwifiも完備していて僕が訪れた時はパソコンで作業している人が結構いましたね。席数はあまり多くないですが快適に作業できるカフェです。
ロングブラック・・355円(2.25ドル)
カプチーノ・・・385円(2.75ドル)


こちらはカンボジアのスタバBrown Coffee。高い天井とガラス張りの作りが特徴の解放感あるカフェ。インテリアにこだわっていて全店舗がスタバリザーブのような佇まいなんですよね。
シェムリアップ川沿いにあるのでメインエリアから散歩がてら立ち寄れるのも嬉しいです。
アメリカーノ(ショート)・・・387円(2.45ドル)
リーズナブルなんですがコーヒーの質がとにかく高い。フードメニューも充実してますし、カンボジアでは珍しいハンドドリップのコーヒーも頂けるのもポイント高いです。
フルーツの専門店でカンボジアのフルーツを楽しむ
僕がシェムリアップ滞在中によく通っていたフルーツ専門店。ナッツやドライフルーツが格安で買えるのでフルーツが好きな人にはたまりません。


- ポメロ(オレンジとグレープフルーツを掛け合わせたようなフルーツ)・・281円(1.38ドル)
- メロン・・203円(1.29ドル)
- グリーンピースのスナック・・118円(0.75ドル)
とかなりお買い得。色々試したけどポメロが一番美味しかった。
オレンジ色のフルーツは日本ではあまり見かけないメロンのドライフルーツ。ジャックフルーツのスナックはバナナチップス感覚でバクバク食べれちゃいます。
カンボジアはカシューナッツが有名でこちらはカシューナッツミルクの試飲をさせていただているところ。アーモンドミルクよりもややあっさりめ。甘い香りがフワッして、ラテにしたら絶対美味しいやつですね。
スパイス文化圏の料理と融合したクメール料理が最高。


クメール料理ってあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うとインドから入ってきたスパイス文化と東南アジアのエスニック料理が混ざったような料理です。
クメール料理を代表する料理といえばアモック。
白身魚とココナッツミルク、カレーペーストを混ぜてバナナの葉包み蒸しにした料理です。味もココナッツカレーカレーに近くて中にホクホクの白身魚が入っていてこれがまた美味しい。
アモックはカンボジア来たらぜひ食べて欲しい料理ですね。


こちらはカンボジアの伝統的な麺料理のクメールヌードル。麺は素麺に近くてグリーンカレーのような味わいでこれも美味しい。
ハーブをいっぱいれて食べるのがカンボジア流。
苦味のあるハーブや酸味のあるハーブなど他の東南アジアの国でもあまり見ないよなハーブが多かったです。僕は酸味のあるハーブが好きでした。


こちらはカンボジアの伝統的な蒸しケーキ。ノームアカオ(Num Akor)
蒸しパンに近い感じ食感なんですけど、もっとしっとりモチっとしてます。小麦粉じゃなくて米粉が使われてて、甘さを足すために、この村で作られているココナッツシュガーが使われてます。自然由来のものだけで作られていてるので優しい味。
ご紹介したノームアカオとクメールヌードルはアンコールワットの近くにプレア・ダック(Preah Dak)という農村があってそこの村で食べることができます。
アンコールワットの遺跡群近くにあるのですが、知ってる人じゃなとわざわざ訪れない場所でもあります。シェムリアップにはこういった農村があり、彼らの生活を垣間見ながらローカル料理をを楽しむことができる。
旅の醍醐味ですね。
日本料理やパスタ、ピザなど食の選択肢は多い。


クメール料理を紹介しましたが、カンボジアは基本的に東南アジア料理。
シェムリアップのメインエリアであるパブストリート周辺や川沿いの屋台などではフライドライス、ソムタム、生春巻きなど、日本人イメージする東南アジア料理を普通に食べることもできます。
日本食レストランも多いですし、ピザやメキシカンなどの洋食レストランも次々とオープンしてるので、クメール料理やエスニックが苦手な人も食事にはそこまで困らないかなと思います。


カンボジアでは生牡蠣も食べれて、
10ピースで1400円 (7,5ドル)
日本と比べるとかなりお得です。
ですが…



生牡蠣大好きなのでテンション上がってたんですがこの生牡蠣…びっくりするほど旨みがない。こんなに無味な生牡蠣は初めて食べました。時期が悪かったかもしれません。笑
カンボジアでノマドするデメリット
絶対読んで:空港でキャッシングする人は注意。


結論は空港でキャッシングするときは必ず端数で引き出すこと。
100ドル、200ドルと100ドル単位で引き出さないようにするということ。これだけ注意しておけば大丈夫です。
多くの人が空港でキャッシングして最低限の現金を入手すると思うのですが、ここで100ドル札しか持ってないと街中で現金が使えなくなるので注意。
その理由を今から簡潔に説明するのですが、
- USドル
- リエル
カンボジアでは法定通貨であるリエルはとUSドルが流通していますが、ATMからはUSドルが出てきます。
じゃあなんで100ドル単位だとダメなんだって話ですが理由が2つあります。
- カンボジアでは100ドル札のニセ札が出回っているため受け取りを拒否される
- 100ドル札を崩せるほどお釣りを持ってない
という2つの理由です。
つまり、
100ドル札をレストランやコンビニで使おうとするとニセ札を疑われて使えないか、単純にお釣りを持ってない。このどちらかに直面するためほとんどの店で使えません。



僕は300ドルを空港でキャッシングしたのですが、100ドル札が3枚出てきて詰みました。
街中の両替屋で両替しようと思ったのですが、よく分からない理由で拒否られたり、(多分ドル持ってないんだと思います。)2、3軒回ってようやく銀行で100ドル札を崩すことができました。
空港でキャッシングするときは390ドルなどの端数にしておきましょう。
カンボジアのgrabは他の東南アジアよりも高い


物価の安いカンボジアですがgrabやタクシーは他の東南アジアと比べても高いです。
- マレーシア・・・38円(0.24ドル)
- バンコク・・・38円(0.23ドル)
- シェムリアップ・・・80円(0.5ドル)
改めてchat GPTで1kmあたりの料金を計算してもらったところ、シェムリアップのトゥクトゥク料金はバンコクやマレーシアの約2倍。
トゥクトゥクのチャーターも結構いい値段して、僕はアンコールワットで朝日を見るために朝の5時から昼ごろまでトゥクトゥクをチャーターしたんですが7900円(50ドル)でした。
円安の影響をダイレクトに受ける


カンボジアはUSドルを使っているので円安の影響をもろに受けます。現在2024年の7月15日ですが、
この時点でUSドルは
1ドル158円。
物価は確かに安いのですが、円安の影響でカフェや洋食レストランなどは日本の7割くらいの値段感覚になりますね。
ローカルではないカフェに行けばコーヒーも1杯300円〜400円なので、スタバと大して変わりません。
あとこれは僕が気になってることなんですが、
今は円安だから海外はまた今度にしよう・・
となぜか今後、円高に向かうということを前提にしてる人が多い印象があるんですが、そもそも円の価値が下がってきてるのでこれから先に円高になる保証はありません。
確かに今の160円前後というのは異常値なので1ドル150円くらいまでは戻るとは思います。ただ、それでも1ドル100円とか120円のような円が強強の時代になることはまず考えられないです。
それくらい日本の円って弱くなってるんですよ。
- 東南アジアでの急激な経済発展による物価高騰
- 日本衰退に伴う円の価値の低下
マレーシアやタイにいると円の価値の下落を強く感じるのですが、対ドルで円安が進んでいればドル以外の通貨、マレーシアリンギットやタイバーツでも結局円安の影響受けるわけです。
これはカンボジア限った話ではないのですが、ドルが使われてるカンボジアで暮らしてるとより顕著に円安の影響を受けることになりますね。
パスタなどのヨーロッパからの輸入品は割高。


長期滞在になると自炊をする方もいると思いますが、ヨーロッパのブランドのトマトソースやオリーブオイルなどは結構割高になります。
ディチェコのパスタ・・578円(3.65ドル)



以前ダナンで生活していた時はスーパーに行ってもパスタとか乾燥バジルとかそいう輸入食品や調味料って置いてなくて、結構困りましたが、カンボジアではパスタやトマトソースなどが手軽に手に入るのは嬉しいところです。
カンボジアを拠点にするのはアリ。3年後、5年後が楽しみな街


- 自然豊かな場所でのんびりしたい
- バンコクやクラアラルンプールは都会すぎる
- ダナンが気になってる、または好き
- バリよりもリーズナブルで暮らしたい
- カフェ命
こんな人にはシェムリアップは向いてます。
街中にサルがいるくらいシェムリアップは自然が豊かな街で、バイクで10分も走れば森。
僕の友人は仕事で疲れた時にはスクーターを走らせアンコールワットに行ってぼーっとすると言ってて、なんて贅沢なチルなんだ..と思いました。
自然が多くてのんびりできるのが良きですね。
ダナン、チェンマイあたりが好きな人にはいい選択肢になりそうです。
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