インターネットビジネスを始めるとよく出てくる『クローラー』と『インデックス』という言葉。
初心者の方には何のこと何のことなのかさっぱりわからないという感じですかね。
僕もインターネットビジネスを始めたころは聞きなれない単語ばかりで戸惑いましたが、1つ1つ調べていくとだんだん概要が掴めてくるものです。
今回は『クローラー』と『インデックス』そして『検索エンジン』の3つのことについて、お話していきたいと思います。
検索エンジンとデータベース
クローラーとインデックスを理解するためにはまず『検索エンジン』について知る必要があります。
検索エンジンとは簡単にいうと私たちが普段使用している『Google』や『yahoo』のことです。
例えばあなたが『オーストラリア 旅行』と検索したとしましょう。
すると検索エンジンはあなたが入力した『オーストラリア 旅行』というキーワードに対して最適な答えを検索結果として表示します。
この検索結果を表示してくれるのが検索エンジンです。検索エンジンはデータベースと呼ばれる大量の情報が入った倉庫から、検索者に対して最適な検索結果を表示させているのです。
クローラー
クローラーとは検索エンジンが検索者に対して最適な答えを提供できるために日々情報を集めているプログラムのことです。
巡回ロボットとも言えるでしょう。
インターネットの世界は宇宙のように広大です。ありとあらゆる言語で書かれた記事があり、世界中の人が投稿した画像や動画が日々増えていきます。
余談ですが、インターネット上にあるWebページの数は最低でも45億ページと言われています。(2017年4月8日)
これだけ膨大な量のコンテンツがあるにもかかわらず、私たちがGoogleやyahooを使って日々新しい情報を入手できるのもこのクローラーたちが日々情報収集をしているからなのです。
クローラーが集めてきた膨大な情報はインデックスという作業を経てデーターベースと呼ばれる倉庫に格納されています。
インデックス
インデックスというのはクローラーが持ち帰った情報をカテゴリー分けをしてデータベースに追加していく作業のこと。
情報が整理整頓されることで検索エンジンはいつでも情報を取り出すことができるのでGoogleやyahooの検索結果に表示されることが可能になるわけです。
とは言ってもそのような作業は光の速さで行われるので、実際はGoogleやyahooの検索結果に表示させるという意味で使われています。
一般的にインデックスされていると言えば、Googleの検索結果に表示されているという意味になり、反対にインデックスされていないといえば、検索結果に表示されていないということになります。
どういうことかというと、ブログのカテゴリー分けと同じようなものです。
例えば、
旅行(20)
- オーストラリア(10)
- フランス(5)
- イタリア(5)
料理(20)
- パスタ(3)
- リゾット(17)
未分類(1000)
このようなカテゴリー分けがされていたとしましょう。
ここからフランスやパスタの記事を見つけつのは簡単ですね。
しかし、未分類の中から読みたい記事を見つけようとした場合かなり大変ですよね?1000記事もありますから(笑)
検索エンジンも同じようにカテゴリー分けされていない記事は探すことができません。
インデックスされていない状態とはこの未分類に入っている状態のため検索結果には表示されないのです。
インデックススピードを上げる
記事を更新してからインデックスされるまでのスピードを、インデックススピードと呼んでいますが、このインデックススピードが速いほど記事を更新してから、検索結果に反映されるまでの時間が短いということになります。
ブログを立ち上げて間もないころはなかなかインデックスされません(検索結果に表示されない)。
先ほど、インターネット上のWebページの数は45億というお話をしましたが、数を見てもらえればわかる通り広大なインターネットの世界です。
当然日々更新されているコンテンツをチェックしているクローラーも全てを同じように回ることは不可能なので、優先順位をつけて、真っ先にチェックするべきコンテンツとそうでないコンテンツを分けています。
そのため立ち上げて間もないブログは存在感が薄いため、クローラーに後回しにされます。
このような感じですね。
インデックススピードをあげるにはブログの更新頻度を上げることも有効ですが、
一番効果が高いのがGoogleサーチコンソールにある『Fetch as Google』という機能を使うこと
インデックススピードを早めるためにGoogleも推奨しているやり方なので、公開したばかりのブログでも早くインデックスされるようになります。
ブログの運営期間もそれなりに長くなれば、更新をクリックしただけでインデックスされますが、そうなるまでの期間はこの『Fetch as Google』を使うことをお勧めします。
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