Urban Nomad Lifeとは?
ただ旅をするだけでは意味がない。
どれだけ多くの国を訪れても、どれだけ多くの都市を回っても、その国の、その街のアイデンティティを感じることができなければ何の意味もない。
現地に根付く旅をすること。
その街の人たちの生活感を感じ、その街の一員になれるようなTABIをすることが「Urban Nomad Life」のコンセプトです。
僕は現在フリーランスとして活動し、ラップトップ1台でどこにいても収入を得られる働き方を実現しました。
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自分がやりたい!と思うシゴトをしながらTABIを楽しんでいます。
後編はインスタジェニックなスポットや街歩きの面白さをご紹介します。
香港は何と言っても街歩きが楽しい街です。
過去にはオーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどに滞在してきましたが今回の目的地は香港。
僕の親友が住む街でもあり、Urbernな世界観が大好きな僕にはぴったり街なので今回は香港を選びました。
知れば知るほど深い香港の魅力をシェアしたいと思います。
香港は街歩きが楽しい街。
トランスフォーマーで有名になった「モンスターマンション」
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世界一の人口密度と言われている香港。土地が狭いにもかかわらず人口が多いため、建物はとにかく多くの人が住めるように作られています。
こちらはインスタ映えスポットとして有名なモンスターマンション。
トランスフォーマーのロケ地として使われてから有名になりました。
モンスターマンションの一階にはアラビカコーヒーというカフェが入っています。古いアパートメントとモダンなカフェのアンバランスさが面白い。
モンスターマンションの周辺にはショッピングセンターやこの写真のような青果店が多く立ち並んでいて、生活感溢れる光景が広がっています。
インスタで見ると「廃墟!!」って感じがしてしまいますが、そこには人々の生活があります。
今回モンスターマンション行って感じたのはセントラルまでMTRで15分くらいだし住みやすそうだなと。
インスタ映えと言えば「レインボーマンション」
レインボーマンションはMTRの彩虹駅からいけます。
インスタ映えスポットとして人気なのはマンションの中庭。ペットを連れてのんびりしている人、バスケットに明け暮れる人みなさん思い思いの時間を過ごしています。
インスタ映えスポットとして有名なこのレインボーマンションですが、実はここ、政府が管理する住宅地で低所得者のための集合住宅地なんです。
友人曰く、住むためにはそれなりの審査が必要なんだそう。
香港は貧富の差が激しくさらに家賃がとても高い。
アメリカの調査会社デモグラフィア(Demographia)の調査によると、世界で最も住宅に手が届きにくい都市ランキングの第一位が香港です。
アメリカの調査会社デモグラフィア(Demographia)が、世界の都市圏の住宅市場を分析、世界で最も住宅に手が届きにくい都市を発表した。
デモグラフィアの年次報告、インターナショナル・ハウジング・アフォーダビリティ・サーベイは、今年で14回目。
オーストラリア、カナダ、中国(香港)、アイルランド、日本、ニュージーランド、シンガポール、イギリス、アメリカの293の都市圏の、2017年第3四半期の住宅市場を分析した。
引用 : BUSINESS INSIDER
さらに家賃は年々上がっていて、低所得者には暮らすことすらままならない。華やかな香港の背景にはそんな一面もあります。
インスタ映えスポットとして人気のレインボーマンションですがそこは香港が抱える問題点を感じさせる場所なのです。
だからなのか、レインボーマンションを訪れた時に最初に感じたのは「寂しさ、虚無感」でした。
どこか悲しげでノスタルジーな雰囲気なんですよね。
きっとこれはインスタを見ただけでは伝わらないので、ぜひご自身で足を運んでその空気感を感じてほしいと思います。
太子(Prince Edward)にある金魚街に行ってみよう。
太子(Prinse Edward)はペットショップや飲食店などが多く立ち並び一日中賑やかなエリア。
フラワーストリート、バードストリート、金魚ストリートなど、それぞれの専門店がストリート沿いに軒を連ねている光景は、歩いているだけでワクワクが止まりません。
金魚ストリート
ビニール袋に入った金魚が所狭しと並んでいる。
日本だとちょっと考えられませんよね。その景色は圧巻で香港らしさを感じられるスポットです。
他にも金魚ストリートには多くのペットショップが立ち並んでいます。
最近流行っているのか、爬虫類やタランチュラなどのコアなペットを売っているお店もあった。
こちらは鯉をメインに取り扱ってるお店でその名も「マーメイド・コイ・センター」
錦鯉はヨーロッパなどでも人気が高く日本には世界中のバイヤーが訪れると言われてますが香港でも人気のようです。
この金魚ストリートには20店舗近く(それ以上?)ペットショップがありますが、それぞれのお店の色があってとても面白いです。
例えば、このお店は鯉がメインだし、他にも水草や熱帯魚、イソギンチャク専門店までありました。
そうやって他のお店と差別化を図っているんでしょうね。
バードストリート
同じく太子(Prince Edward)にあるバードストリート。こちはその名の通り、鳥類を専門に扱っているお店が所狭しと並んでいます。
鳥かごもどこか懐かしさを感じられるような香港っぽいデザインでインテリアとしておいても可愛いなと思いました。
このような細い路地に10店舗ほどのお店が軒を連ねています。
日本でもメジャーなセキセインコや文鳥、九官鳥などが売られていました。
この鳥かごの積み重ね方が香港らしいな〜と思いました。
上環(Sheung Wan)エリア
上環(Sheung Wan)エリアはセントラル同様に街歩きが楽しいエリア。
スパイス専門店、翡翠専門店、乾物屋、アンティークショップなど目新しいものがたくさんあって、歩いているだけでも楽しめます。
洗練されたカフェも多く立ち並ぶのがこ上環エリア。
カフェ好きは絶対に行くべきエリア!!
こちらはCupping Room Coffee Roaster。オーストラリアスタイルのカフェが目立つなか、こちらのカフェではハンドドリップのコーヒをいただける。
こちらのCupping Room Coffee Roasterで焙煎された豆は、表参道にある「MAMEYA COFFEE」でも取り扱っているので香港の味が東京でも楽しめるのは嬉しいですね。
店内はテーブル席もあってシゴトをするにはいい感じ。
ヨーロピアンが多いけど、「FINEPRINT」よりは香港人が多い印象です。
インスタ映えカフェの代名詞といえば、この「halfway coffee」
2017年にオープンしたばかりの新しいカフェです。
奥にはオーナーのコレクションであるヴィンテージのコーヒーカップが所狭しと並んでいます。
テイクアウトのカップががわいいと評判ですが、店内でいただいても可愛いカップでいただくことができます。
[sitecard subtitle=関連記事 url= https://nomadavenue55.com/hongkong-cafe target=]
文武廟は香港の歴史を感じられるスポット。
高層マンションが立ち並ぶ中にある、歴史あるお寺。
文武廟とは、香港がイギリスにより植民地化された後、1847年に中国人の盧阿貴、譚阿才という実力家によって建てられた、道教のお寺です。
引用 : 香港ナビ
今から150年前以上前に建てられたお寺で中に入るとタイムスリップしたような感覚になります。
本堂を入って行くと、左側に本堂文武廟、右側に列聖堂があるのですが今回は右側の列聖堂しか行かなかったので、(というか、本堂があるのを知らなかった…)
なので一番見応えのある関羽像を拝むことができませんでした。。。
香港でフリーランスライフを送って気づいたこと
こうして香港の街歩きを満喫しながらいつも通りシゴトをしている訳ですが、香港に来て気づいたことをシェアしたいと思います。
複合施設のトイレは鍵をゲットするべし!
【香港のトイレあるあるその2】
オフィスが入ってるような複合施設やホテルでトイレを借りたい場合はお店のスタッフさんに言うと鍵をもらえるのでその鍵で開けてトイレに入る。
スタッフ用の通路にあったりするので、とりあえずスタッフさんに聞いた方がいいですね。 pic.twitter.com/ikz6gBHwCm
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) 2019年3月19日
ツイッターでも呟いたんですが、オフィスが入っている複合施設やホテルなどでトイレを借りる場合は、このような鍵をゲットする必要がある場合があります。
しかもトイレがスタッフ専用の通路にあったりするので、探し回っても見つからない場合も多いです。
さっさとお店のスタップさんなどに聞いてしまうのがベスト。僕はスタッフさんに尋ねたところいきなり鍵渡されてびっくりしました。笑
ただ、この鍵も厄介で、カードキーが反応しなかったりとトイレについては何かとトラブルに見舞われてます。。。
香港のトイレあるあるその1
トイレの紙がない率が高い。
2日間の間に2、3回紙セットされてないトイレにあたった。トイレに入ったらまずは紙があるか確認するべし。
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) 2019年3月19日
ちなみにトイレの紙がない率も高いのでご注意を。
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周りを必要以上に気にしない。
香港では電車がメインの足になるのだけど、みんな車内で電話をしている。大きな声で友達と話している人も多く見かけられました。
香港では電車内で電話していても基本OKな訳ですが、その背景には「必要以上に周りを気にしない」という文化があるのかなと感じました。
僕ら日本人というのは自分のことよりもまず、「周囲に対してどういう影響を与えるか」ということを無意識のうちに考えています。
「電車」を例に出せば、
僕ら日本人は車内も一つのコミュニティと捉えていて、電車に乗ると言うことはそのコミュニティの一員になるという認識があるんだと思います。
だから自分が参加したコミュニティのメンバー(乗客の一員)として正解たる振る舞い方を常に考えている。
ただ彼らは「電車」をコミュニティとは考えずに「個人個人が移動のために利用する場所」と捉えているのだと思います。だから「必要以上に周りを気にしない。」
- 人の目が気になる
- 言いたいことが言えない
- 自分軸で生きられない
僕ら日本人にありがちな気質というのは電車の乗り方にも現れているのではないかと感じました。
もちろん、自分勝手に生きるこを推奨する訳ではありませんが、「必要以上に周りを気にしない」というのは僕ら日本人には必要な考え方だと強く感じます。
現地のコミュニティに溶け込むTABIを。
海外に行くときはまず現地の友達を作ることをオススメします。
日本にいてもhellotalkやランゲージエクスチェンジサイトを使えば、友達を作ることができる。
ローカルの人と過ごす時間が増えれば、ただ「観光」するよりも何倍もの経験ができます。 pic.twitter.com/HWDR8bXGYT
— Daiki🇦🇺ノマドアベニュー (@daiki_cena) 2019年3月21日
一観光客としてその街を回るのと、その街に根を下ろして暮らしている人たちと一緒に回るのでは見える世界が全く変わる。
香港でも有名なレストランをいくつも案内してもらったり、自宅にお邪魔したり、ただの観光では体験できないことを経験してます。
そうすることでよりディープなTABIができる。
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